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Atelierで“Movable Type 4.1”が含まれるブログ記事

2018年10月22日

ご迷惑をおかけしました。

 9月のはじめに台風21号が関西地方を襲ったあたりから、13年間ほど続けてきた Movable Type でのブログが不調になった。文字化けしたり、PHPエラ-が起こって、新しくブログが投稿できない。乏しい知識でいろいろと調査してみたが、原因が分からない。
 レンタル・サーバー先である Xserver に質問を投げかけたが、少しはましになったが、解決しない。テンプレートを導入した【小粋空間】を運営している荒木勇次郎さんという方にも質問を投げかけたが、調査はしてくれているようだが返答はない。
 困り果てた。
 

 3人の老人が原稿を書いてきた、MovableTypeで続けてきたブログは、10年以上になったので、1500あまりの記事や多くの写真がが蓄積されている。この財産はあまりにも大きいので、MovableTypeを取り扱うプロ(大阪のトリックスター)に、お願いした。何回かのメールでのやり取りの結果、文字化け対策と文字化けの間接的要因になったMovable Type のバージョン(4.1)を最新(7.0)にしてもらう契約を、年金生活者でも払える程度の金額で引き受けてもらった。トラブルが起こってから、1か月もたった10月のはじめである。
 その後、技術担当者とメールでやり取りして、ようやく最近になって、元の形に回復してきた。さすがプロである。トラブル中に誤って消してしまったものや、カスタマイズしていたものは、再度学習をし直して、まだ、修復中であるが、あとは時間をかけるだけになった。老人ボケ対策にはいいかもしれない。

 

この間に折角訪問していただいた方には、もうしわけなかったが、過去の財産を生かしながら、新たに喜寿を越えた老人のブログを継続していくつもりである。

2013年2月18日

隠居のブログ備忘録:InternetExplorer 9 で MovableType4 の記事編集ができないを修復する


 順調に動き始めた新しいパソコンの Windows 7 であったが、ブログに新しい記事を投稿しようとしてつまづいた。
 私が使っているMovable Type 4.1(MT4.1)のブログ管理画面で記事の本文を入力しようとしたが、どうしても入力することができない。このブログ記事の投稿作業は、ある意味ではクラウド型で、レンタルしているサーバー(私の場合、XSERVER )にネットからアクセスして、ブログ管理画面を開くことになっている。このアクセスの方法が間違っていたのかと思い、URL を再確認するなど何度もトライしてみたが、うまくいかない。

 "なんでやねん?" と思いを廻らしてみたが、原因が検討もつかない。きっとまた単純なミスをしているに違いない。こういうときは、早く休んで頭をスッキリさせるにかぎると、ベッドに入ってみたが、気になって寝付けない。

 よく早朝、リビングのこたつの上に置いているタブレット(XPERIA)で、ブログ管理画面に入ってみた。ブログの少しぐらいの修正なら、タブレットでもできるようにと設定してあったのを思い出した。そうすると、なんのことはない Android タブレットからすんなりと管理画面に入ることができ、記事の本文修正も問題なくできる。

 どうやら、新しいパソコンだけの問題のようだ。新しいパソコンでネットワークに関係するのは、Internet Explorer(IE) である。新しいパソコンでは、IE は version9になっている。"MT4.1" "IE9" でネットサーチしてみると、ヒットした。どうやら、IE9 では、MT4 や MT5 の管理画面が正常に機能しないらしい。

 ブラウザの問題であることが分かったので、新しいパソコンで、Gmail などのために設定している Google chrome からアクセスしてみると、問題なくブログ管理画面が表示された。結果論ではあるが、それなら焦る必要はなかったのである。

 IE9 での解決法をネットで探っていくと、いつもお世話になっている小粋空間さんから、対処のための「IE9でMovable Typeの管理画面を操作できるようにする「EmulateIEプラグイン」」というプラグインが用意されていることが分かった。
 新しいパソコンでのファイル転送ソフト:FFFTPの設定に、少々手間取ったが、早速、インストールした。ブログ管理画面は、問題なく機能するようになった。

 どうやら、市場占有率の高い IE だけの問題のようだ。CSS などでも微妙に異なるブラウザ間の互換性は早く統一してほしいものだ。

2013年2月16日

隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4.1)サイトにあるウェブページへリンクできない


 【隠居のパソコン備忘録: (続)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する】に記録したように、表示レイアウトを変更してから、いろいろなトラブルが出てきた。
 MovableType(MT) で構成している私のブログ・サイトには、右サイドメニューに日付やカテゴリーで管理されない 野鳥日誌であるとか、Jazz Player のリストなどの独立したウェブページにリンクするボタンを置いている。これらのリンクボタンをクリックしても、「ページが見つけられません」という表示がでて、リンクできないようになった。ネットをサーチしてみたりして、いろいろと弄ってみたが、知識の乏しい老人では、原因がわからない。思い余って、テンプレート使わさせてもらっている「小粋空間」の荒木さんに、質問を投げかけてみた。だが、上っ面だけの知識では教えてもらったことが、よく理解できない。
 とりあえず、MT のサイトの外に、静的なウェブページを作成し、リンクすることで急場をしのいだ。

 今回、何が原因だったのかがよくわからないのであるが、なんとか修復することができたので、修復した方法を備忘録として記録しておきたい。 
  1. MT ではブログ作成作成画面と同じように、 ウェブページを作成・編集する画面があるのであるが、ブログ作成・編集では、表示するファイル名は、/blog-url/yyyy/mm/dd_HHMM.php (2013/02/06_1131:2013年2月6日11時31分の意)というフィル名が自動的に付けられる。(変更はできるようだが) これに対して、ウェブページのフォルダー名・ファイル名は自分でつける。例えば、、/blog-url/web/birds-diary-2012.php という具合に下線部分を自分で決める。
    ブログの公開で、「アーカイブテンプレートをダイナミックに構築する」を選択し、ファイル拡張子 .php としていると、ファイル名の拡張子はすべて php となる。
  2. このウェブページのファイルを、Blog URL フォルダーの直下に置くなどして、ファイル名を変更し、表示を確認(プレビュー)して問題がなければ、保存する。
  3. ウェブページへのリンクは、「テンプレート・モジュール」の「サイドバー」の中で指定しているので、上で指定したファイル名(例:/blog-url/web/birds-diary-2012.phpを間違えないように書き換える。書き換えた「サイドバー」テンプレートを保存し、サイトの再構築(すべてのファイルの再構築とした)をすると、ブログの右カラムに置いているリンクボタンのクリックで、ウェブページが表示されるようになった。ダイナミック・・パブリッシングになっているので、サイトの再構築はそんなに時間がかからない。

 修復できてみれば、大した作業ではないのであるが、それまでに同じような試みをして、上手くいかなかったのは、きっと入力文字の綴りを間違えるなど初歩的なミスをしていたせいかもしれない。

 MTサイト内のウェブページへのリンクにしておくと、MTサイトでカストマイズしている最新のカレンダーが使えるなど、体裁が良くなる。ただし、内容によっては、MTサイト外で表示したほうがいい場合もある。たとえば、DIY作品集などは、静的なウェブページのほうが、スッキリしていいようだ。

2013年2月 6日

隠居のパソコン備忘録: (続々)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する

 【隠居のパソコン備忘録: (続)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する】 で記録したが、友人の指摘で、ヘッダー部分にある横長カレンダーからエントリーへのリンクが機能していないことがわかった。原因を探ると、プラグインの横長カレンダーを導入した時に作ったアーカイブテンプレートが表示レイアウトを変更した時に、消失していることが判明し、過去の記録を見て修復することができた。
 と思っていたのだが、なぜか2月になって投稿した日の色が変わらないのとその日の投稿タイトルが表示されなく当然のことながら、該当エントリーにリンクしない。

 私が運営している Studio YAMAKO でも横長カレンダーではないが、同じ仕樣のテーブル型のカレンダー(Kinarie&May 作のFlash carender)を使っている。ただ、このカレンダーは正常に機能している。
 このカレンダーの仕樣をそのままコピーすれば、うまくいくはずと考え、横長カレンダーをやめて、通常型カレンダーを設置することにした。だが、かなり注意して、再設置したはずなのに、うまくいかない。Studio YAMAKO のアーカイブ・テンプレートなどあれこれと比較してみたが、原因がはっきりしない。ほぼ諦めかけて、もう一度仔細に、比較してみると、さして気にもしていなかったブログのテンプレートのうちアーカイブ・テンプレートの【ブログ記事】テンプレート行の右側にある「ダイナミックテンプレート」に、Studio YAMAKO の場合はチェックが入っているのに、私のブログ Atelier ではチェックが入っていないことがわかった。

archive-tmp-01_e.jpg これにチェックを入れる方法がわからない。「ダイナミックテンプレート」なるものがよく分かっていなかったので、ネットでサーチしてみたが、理解が進まないが。どうやら「ダイナミック・パブリッシング」という言葉を昔使ったような気がしたので、自分自身のブログをサーチしてみるとありました。
 2008年6月に、MovableType 3.3 から 4.1 にアップグレードしたときに苦労した事項の備忘録である。
 これらの記録を參考に、因果関係がよくわかっていないのだが、ブログ管理画面の【設定】⇒【ブログの設定】⇒【公開】の画面で、【公開方法】セレクトボックスから「アーカイブテンプレートのみダイナミックで構築する」を選択すると、「アーカイブテンプレート」の「ブログ記事」に、ダイナミックテンプレートのチェックが点くようになった。MT4.1にバージョンアップするときに、その辺りを学習したつもりであるが、5年も前のことは、さっぱり記憶が蘇らない。
 そのためにも、ささいなことでも記録していくようにしたいと思う。

2013年1月22日

隠居のパソコン備忘録: (続)ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する


 【隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する】で記録したように、表示レイアウトを変えてから、色々なバグが出ている。今まで、当ページを訪問していただいていて、お気に入り(Bookmark)に登録していただいてような方が、登録しているURLをクリックすると表示が崩れてしまう。変更前のレイアウトのキャッシュを保持しているからである。一旦、古い登録や Cookie(キャッシュ) を削除して、新たにアクセスしていただくと上手く表示されるのだが、メールでもいただかない限り、それを案内する方法が思い当たらない。何かいい方法があれば教えてもらいたいと思う。

 その他にもいくつかの不具合があったが、中でもなかなか原因がつかめなかったバグ(?)は、右サイドメニューに置いている【このブログのキーワードページ】(TagCloud のページ)の表示である。ページの表示が崩れるのである。このページは、自分で乏しい知識をもとに行ったカストマイズである。このページを作った時の記録が、ブログに残っているのであるが、この記録が不完全であった。新たに、tagcloud ページ用のインデックス・テンプレートを作って対処していたのであるが、新たにインデックス・テンプレートを作るとの記述が抜けていた。
 スタイルシート(CSS)も、インデックス・テンプレートの一つであるが、これらを訂正した時には、ブログの再構築が必要である。上述の記録にある方法で、tagcloud 用のインデックス・テンプレートを作成し、再構築を行うと正常に表示されるようになった。
 5年も前のことは、すっかり忘れてしまっている。そのための記録なのだが。

(追記:2013/1/28)修復するのに、多大な時間を使った項目が2つあるので、記録しておきたい。
  1. 先にも記録したようにメインページのおかしなキャッシュが残っていて、ブログ・メインページ(http://n-shuhei.net/atelier/ )にアクセスすると、1月8日現在の形の崩れたページが表示された。
    原因をいろいろと探ったが分からずあきらめていたところ、インデックス・テンプレートのメインページテンプレートでの出力ファイル名が、index.php となっていなければならないところ、index.html となっていた。いつもそうだが、単純なミスである。
  2. いつも訪問していただいている友人の指摘で、ヘッダー部分にある横長カレンダーからエントリーへのリンクが機能していないことがわかった。原因を探ると、プラグインの横長カレンダーを導入した時に作ったアーカイブテンプレートが消失していることが判明した。過去の記録を見て修復することができた。



  

2013年1月11日

隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4.1)の表示レイアウトを変更する


 私のブログ(Atelier Shuhei Weblog)に訪問してくださる方たちの訪問内容を分析するサービスがある。私は、古くから Reasearch Artisan Lite というサービスを使わせてもらっている。

 この分析項目の一つに、訪問者がどのような解像度のモニターで表示されているかが示される下のスクリーンショットのような表がある。最近3ヶ月の訪問内容を調べてみた。

0111_1.JPG
 最近の液晶モニターは、解像度が向上してブラウン管のモニターが大勢であったころの 1024x768 のモニターは少数派となってしまった。私のブログは、1024x768 のモニターで見てもらうことを前提に、ブログのレイアウトを構成してきた。
 ブログのテンプレートは、MovableTypeのエキスパートである小粋空間が提供するテンプレートから、横幅がモニターの解像度に合わせて伸縮するリキッドレイアウト(2段)を使ってきた。もともと横幅を1024ピクセルに合わせて、テーブルなどを作成してきたので、最近の横幅 1280 や 1600 などのモニターで画面一杯表示させると、非常に間抜けた表示になってしまう。多くの方が、このレイアウトの崩れた画面を見ておられることになる。
 実は私も、普段は横幅 1600 ピクセルのモニターを使っていて、自分のブログを表示するときには、縮小モードで横幅を 1024 近くで表示させているのだ。
Google や Yahoo! のページでは、どのような解像度で見ても対応できるように作られているが、このようなページを作るには難易度が極めて高そうだ。
 それで、先の小粋空間さんのページをはじめ多くのページで採用されている横幅が固定したレイアウトに変更することにした。それほど難しくは無いだろうと始めた作業は、結局丸2日ぐらいかかってしまった。今後のために、試行錯誤の作業を記録しておきたい。

  1. 小粋空間のサイトで探し当てた【テンプレートセットの入れ替え】というページにもとづいて、「2カラム(右サイドバー)・リキッドレイアウト(layout-two-column-liquid-right)」から、「2カラム(右サイドバー)・固定レイアウト(layout-two-column-right)というレイアウトにデザイン適用を行った。だが、これからが大変だった。
  2. 後でわかったことであるが、レイアウトを入れ替えると、ブログのテンプレートが初期化された。(追記:2013/1/17)私のブログだけだったようで、初期化されるのはスタイル・シートだけである。 問題は、長い間にわたってカストマイズしてきたインデックス・テンプレートの、スタイル・シート、メインページが、テンプレート・モジュールのヘッダー、サイドバー2、サイドバー、コメント入力フォームが初期化されたことである。幸い私の場合、友人のブログをほぼ同じようにカストマイズしてきていたので、これらの内容をコピペすることで、かなりの部分が助かった。だが、私のブログ用にかなりいじっている部分もあったので、これを修復するのが大変だった。
    カスタマイズしたテンプレートは、事前に別ファイル名でコピー保存しておくことが必要だ。
  3. 一番の苦労は、2カラム(右サイドバー)・固定レイアウト用に、スタイル・シートをいじることであった。レイアウトの全幅は #box、 記事部分は #content 、右サイドメニューは #links-right-box、にピクセル数を与えながら設定した。

まだ、原因が判明できないバグがあるが、おいおいと修正したいと思う。まあ、苦労したお陰で、仕組みの理解は少し進んだかもしれない。
歳をとっての、このような作業は辛いが、ボケ防止になるだろう。

2010年4月11日

隠居のパソコン備忘録:アクセス解析サービス(Research Artisan) の停止について


 私のサイトに訪問してくれる方々のページ毎の訪問者数やそれらの方々が使われている OS やブラウザーなどの% が分かるフリーのアクセス解析サービスResearch Artisan が、下のように5月の下旬で終了になる。Movable Type で作成しているブログを維持していく上で重宝していたので、非常に残念である。

100410_1.jpg なぜ中止するかの詳細な説明を読むと、収益がでる望みがないというのが理由らしい。
 だが、「リサーチアルチザンライト(Research Artisan Lite) 」というソフトが、2009年9月よりオープンソースとして提供されているらしい。私のような初心者ができるかどうか分からないが、インストールに挑戦してみることにした。幸い、Research Artisan Lite が使えるレンタルサーバーには、私がブログ・サイトをおいている XSERVER が、快適に動作することになっている。早速、Version 1.14 をダウンロードした。

 インストールの手順は、Research Artisan Lite - インストールマニュアルに詳しいが、私がつまづいたところを含めて備忘録的に記録しておきたい。なお、この記録は次のようなブログ環境で行った作業の備忘録である。
  • ブログ:MovableType4.1ja 同じドメインで3つのサイト(ブログ)を運営している
  • レンタルサーバー: XSERVER
  • Database: MySQL 
  • FTPソフト:FFFTP

100410_2.jpg
  1. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍する。解凍すると右のフォルダー構成になる。
  2. この public_html の下にある ra フォルダーを 私の場合別々に解析したいサイトが3つあるので、ra_atelier, ra_masajii, ra_yamako というように、それぞれ別のフォルダーを設定した。
     FTP ソフト(私の場合:FFTP) を使って、サイトの root (私の場合:/user/public_html )にそれぞれをアップロードした。
  3. 同じように、ra_core フォルダーも root にアップロードした。このフォルダーは共通に使える。
  4. インストール時にシステムに必要な定義ファイルを自動で作成する(書き込みをする)ために、ra_xxxxx フォルダーの下にある setting フォルダーのパーミッション(属性)を 777 に変更する必要がある。インストール後は元に戻すことになっている。戻していなければ、後に Research Artisan にログインしたときに警告メッセージが表示される。なお、XSERVER では、属性を 555 に変更しないと警告は消えない。
  5. 同じように、/xxxxxxx/public_html/ra_core/application/tmp の下にある logs フォルダーのパーミッションも 777 に変更する。これは、元に戻さない。
    これで、サーバーへ Research Artisan Lite ソフトのアップロードは終わりである。
  6. 次に、Research Artisan Lite のデータベース(MySQL)を設定する。私の場合、XSERVERに設定手順があるので、それに従い、それぞれのサイト分の3つのデータベースを追加した。実のところ、サーバーにログインして、いろいろな設定を変更することはほとんどないので、このあたりがもっとも手間取る作業であった。
  7. ここまでの設定が完了すると、http://xxxxxxxxx/ra_xxxxxx/analyze/index.php というURL が設定され、それにアクセスするとインストール画面 が現れる。
     インストール後でに同じURL にアクセスすると解析サービスの画面がでて、初期のインストール画面とはならない。もし、最初からやり直す場合は、 ra_xxxxxx/setting フォルダーに作成されている install_complete (中味は空)というファイルを削除する必要がある。
  8. インストールの初期の画面では、データベース接続設定を行う。ここでよく分からなかったのはホスト名である。それぞれ以下のように設定した。
    ホスト名:localhostDefault のままでよい
    ユーザー名:xxxxxxxxx_xxxxMTのデータベース作成時に作ったユーザー名を使用
    パスワード:xxxxxxxx上のユーザ名のパスワード
    データベース名:xxxxxxx_xxxxxxxXSERVER の命名規則による
    プレフィックス:ra_Default ままでよい
  9. 上の登録が上手くいくと、解析するサイト名とURL、ログイン用のパスワードの登録画面が現れる。
    サイト名: 例えば、Atelier Shuhei どんな名前でもよい。
    URL:例えば、http://n-shuhei.net/atelier/解析タグを置くURL
    パスワード:xxxxxxx解析サービス画面にログインするPW
  10. これで上手く設定できるとページが変わって、次のような解析用タグ(HTMLコード)が表示される。携帯サイト用のタグなども表示される。
    <script type="text/javascript" src="http://n-shuhei.net/ra_atelier/script.php"></script>
    <noscript><p><img src="http://n-shuhei.net/ra_atelier/track.php" alt="" width="1" height="1" /></p></noscript>

  11.  MovableType の管理画面を開き、このそれぞれの解析用タグを各サイトのモジュール・テンプレート 「ヘッダー」の該当部分(従来のリサーチ・アルチザンのためのタグ(コード)を置いていた場所)に貼り付け保存する。
  12.  さきほどの解析用タグが表示されているページの下の方にある「ログイン」をクリックすると、アクセス解析表示画面を表示するためのパスワードが要求される。パスワードを入力すると今までとほぼ同じの解析サービス画面が現れれば、成功である。


 貼り付ける解析用タグを前のタグと相違点を見ると、今まではresearch-artisan.com が預かってくれていたログ・データなどをユーザのサーバーに移したように見える。それ以外にも相違点はあるだろうが、私の知識ではよく分からない。
 従来のサービスで提供されていた「ランキング用タグ」は、なくなっているようだ。ブログ・ページに昨日のページ別アクセス・ランキング ベスト10を表示していたが、終了後はできなくなる。
 上の作業で稼働することは確認したが、終了日時が迫ってから、切り替えようと思っている。

2009年12月23日

隠居のMT備忘録:Google Account でコメント認証する

 Movable Type(MT)の最新バージョンは、MT5 になっている。バージョンアップに伴う煩雑さにかまけて、まだMT4.1 のまま使っている。今のところ、特段の支障はないし、MT4.25 にすると写真を拡大表示するのに多用している lightbox 2.0 が上手く動かないというトラブルも報告されている。

 私と同じように、MT を使ってブログを運営されている友人のエントリーにコメントを入れようとすると認証画面が変わっていて、Google Account でサインインできるようになっている。友人のMT は私よりバージョンは低い。何か新しいプラグインを導入したかと、それこそコメントで聞いてみたが、どうもそうではないようだ。

 ネットで調べてみると、MT4.25 になって標準で、Google 認証や mixi 認証などができる選択肢が増えているらしいが、それ以下のバージョンで動く特別なプラグインはないようだ。
 それで、私のMT4.1 でのブログでコメント認証の動きを再度調べてみると、なんと私のサイトでも、TypeKey でサインインしようとすると、screenshot のように友人と同じ認証画面がでてくることがわかった。


 これは、どうやら TypeKey の認証サービスが、TypePad Connect というコメントサービスに進化したためらしい。 TypeKey でサインインしようとするときに、http://www.typepad.com/services/signin というページにつながり、そこでいろいろな認証サービスを受けらられる仕組みがされているのである。

 このポップアップ画面のセレクトボックスで、Google を選択すると、下のように Google メールアドレスでサインインできる。これなら、コメント用だけのID を入力しなくていいので楽である。私はよく知らないが、Yahoo! や MIXI など他のID も選択できるようになっている。
 もちろん、今まで使っていた TypeKey の ID でもサインインできる。
なお、CTL キーを押しながら「サインイン」をクリックすると別のWindowタブでコメントすることができる。
GoogleAccountでの認証画面
 クラウド・コンピューティングというのであろうか、ネットのサーバー側でいろいろと処理してくれるのはいいが、知らない間に処理法が変わってくると、古い頭ではなんとなく危なっかしい気持ちになる。  

2009年4月 2日

隠居のHP:ページへのアクセス制限を .htaccess で設定する

 著作権の問題などで、以前にアクセス制限をかけたページを作成していた。
今回、公開したくないページを自分用につくりたかったので、以前に設定したときの方法を歳をとって衰えた記憶を頼りにたぐってみたが、細かい点までなかなか思い出せない。
再学習して新たにアクセス制限を設定したので、備忘録として記録しておきたい。
 今回参照させていただいたのは、ChamaNet というサイトが無償で提供しているベーシック認証である。詳細はこのページに詳しいが、記録はリンク切れになったときの用心のためである。

 アクセス制限は、.htaccess ファイル内に記述する。 .htaccess はMovable Type のバージョンアップにともないブログのURL を変更したときにも使った。詳しくは、<.htaccess で移転先URLページへ誘導する:MT4.1 >にアップしている。

 ページにアクセス制限をかける方法は、FTP を使い慣れておればそれほど時間はかからない。
Chamanet が提供してくれている次のようなテキスト・ファイルを Notepad かなにかで(私の場合は、秀丸を使っている)作成し、htaccess.txt とする。(FTP に FFFTP を使っている場合は、.htaccess というファイル名もOKである)
AuthUserFile /home/xxxxxx/n-shuhei.net/public_html/xxxxxxx/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName "Input ID and Password."
AuthType Basic
require valid-user
<Files ~ "^.(htpasswd|htaccess)$">
    deny from all
</Files>

/home/xxxxxx/n-shuhei.net/public_html/xxxxxxx/ の部分はサーバーのルートディレクトリからアクセス制限をするディレクトリまでのフルパスである。

 .htpasswd は、ID(ユーザ名)とパスワードを:で区切った1行のファイルである。例えば、次のような表現になる。
nshuhei:KRQF6dfVUaeqo
パスワードは、base64 で暗号化されている。パスワードを base64 で暗号化するサービスは、上のベーシック認証のようないろいろなページで提供されている。
この .htpasswd ファイルをアクセス制限をしようとするディレクトリー(フォルダー)に、.htaccess ファイルとともに置けばよい。

 このような設定をしたあと、私がレンタルしているサーバーの Xserver を覗いてみると、ユティリティとして「アクセス制限」が提供されていることが判明した。自分が設定したフォルダー名一覧が表示され、フォルダー毎のアクセス制限の on off を切り替えるだけでアクセス制限を設定できる。この方法で上で設定したフォルダーのアクセス制限を on にして .htaccess ファイルの中味をみると 上述したコードが重複して書かれていた。
 レンタル・サーバーも、どんどん進化しているようである。このような作業をする場合には、先ず第一にレンタル・サーバーのユティリティを覗いてみる必要がある。

2008年11月10日

隠居のブログ備忘録:MovableType4.1 での Captcha 設定

 スパム・コメント対策のために、MovableType(MT)3.3 の時には Scode というランダムに発生させた6桁の数字をいれないとコメントできない仕様にしていた。
 MT4.1 にバージョンアップして、この Scode プラグインが使えなくなった。MT4 以降になって、Captcha がデフォールトで取り入れられたためかもしれない。

 しかし、これを機能させるためには、サーバーに Image::Magic という CGI スクリプトがインストールされている必要がある。私がブログを置いているレンタル・サーバー Xserver には当初見あたらなかったので、他のプラグイン(reCaptcha)を試してみたが上手くいかなかった。仕方なく、MovableType か TypeKey に登録してもらうことを推奨して認証できる方のみがコメントできるようにしていた。

 最近になって、ブログにあまり詳しくない友人からコメントをいただくことがでてきたので、再度MovableType 既定の Cpatcha の利用を調べてみると、Xserver に Image::Magic がインストールされていることが判明した。MT4 のガイドに従って、Captcha を active にしてみるとすんなりと機能するようになったので、手順について備忘録として記録しておきたい。

  1. 環境:Windows XP, Vista
       MovableType 4.1
       レンタル・サーバー:Xserver
       テンプレート・セット:「小粋空間」
  2. http://userdomain/cgi/mt/mt-check.cgi で、 Image::Magic がインストールされていることを確認する。
    「確認中: オプションモジュール」の項に「サーバーに Image::Magick がインストールされています(バージョン 6.0.7)。」とある。
  3. クリックすると大きくなりますNinsho_1.jpgMovableType 4 のドキュメント「コメントに CAPTCHA 認証を利用する」のガイドに従って、「ブログの設定: 登録 / 認証設定」を行う。
     右のスクリーンショットのように、該当ブログ管理画面→設定→ブログの設定→登録/認証 で「認証なしコメントにチェック」、私の場合「メールアドレスを要求」にもチェックをいれた。
    なお、MovableType または TypeKey の認証はそのままコメントが表示されるようにしている。
  4. 同じブログの設定→コメント で「コメントポリシー」→「即時公開する条件」 で「認証サービスで認証されたコメント投稿者のみ」にチェックをいれ、「表示オプション」→「CAPTCHAプロバイダ」 で「MovableType 既定」を選択している。
  5. 「テンプレートモジュール」の「コメント入力フォーム」でコメントをいただくときの注意事項をいささかくどいと思ったが、挿入した。


 MT4.1 での CAPTCHA の設定は、以上のように非常に簡単である。ネットサーチをしてみると MT4.0 ではいろいろとトラブルがあったようであるが、MT 4.1 では解消されている。先人に感謝しなければならない。